開演。

予定時刻よりやや押して、開演。
今回は、かなり重い題材ですね。公演も終わったし、覚えてる限りでちょこっとまとめると、、、
おもちゃ工場の工場長が飛行機を作り上げ、初飛行と意気込んだものの、敢え無く墜落。
飛行機は崩壊、そして工場長の一家も崩壊。従業員に払うべき賃金まで飛行機につぎ込んでしまい、
挙句の果て一瞬ですべてを失う工場長とその一家。
その弱みを握った昨日までの従業員に工場も抑えられ、新工場長となった彼に一家は厳しい労働を強いられる。
一家はもうボロボロの状態。そこにあるのは財産を失ったことによる悲壮感。それは、家族の絆までも蝕んでいた。
そんななか、福圓さん演じる一家の長女アリカは、新工場長に結婚を強要される。
財産を失った一家にとってはどん底からのまさに雲の糸ともなる話だが、当の本人は飲めるはずもない。
そもそも一家は生活基盤を取り戻せる、という一点に思いが集中してしまい、アリカの意思はどこへやら。
そんなアリカの願いは昔みたいに家族が仲良く楽しく暮らせること。
そこで彼女は一計を案じたのだが、、、


こんな感じだったでしょうかか。もし明らかにそれは解釈が違う、と思われましたら、遠慮なく指摘を。>誰と無く
それにしても、アリカは、なんと言うか、過酷な運命にさらされましたね。そんな彼女を演じきった福圓さんはお見事でした。
環ちゃんは、まだ幼い、アリカお姉ちゃんが大好きな一家の末っ子ドオカ役。
幼いがために、状況を今ひとつ把握できていない彼女の純真さがアリカを元気づけ、
しかし一方で一家の悲劇を顕著にしている面もありました。
環ちゃんもこの役、しっかりこなされていました。
最終日ということもあるのでしょうが、なかなかみなさんいい演技だったのではないでしょうか。今後が楽しみかも。