さようなら北総7000形
25年前、とある電車の写真集で見たのが最初。
横浜の小学校にとっては遠いところの電車、って
思いがあったけど、
その斬新なスタイルはあこがれだった。
その写真集、将来は浅草線に乗り入れるなんて記述があって、
”そうしたら横浜でも見れるかな?”と
淡い夢を持ってたっけ。
そして元号が”平成”になって夢が現実になった。
北総鉄道の都心直通実現、さらには京急線にまで乗り入れ。
”線路は続くよどこまでも”を実感したあの時。
幼い頃のささやかな夢がかなった幸せ・・・・・
そんな、横浜にいながらにして深い思い入れのある
北総7000形がついに引退。
これは行かねば、ってことで大雨をものともせず
出かけました。
さよなら運転の参加応募もしていたのですが、残念ながら落選。
でも、せめてその姿は目に焼き付けておこう。
向かった先は矢切駅。”矢切の渡し”の、あの場所です。
地下駅だけど、今日はあいにくの大雨。
でも、かえって割り切れるからいいか。
到着予定の30分位前から待ってました。
最初はまばらだった同業者(笑)も、すこしずつ参集。
そして、千葉ニュータウンから主役到着。
車両が到着するや否や、次々と放たれるフラッシュ。
私もそれに混じってシャッターを切ってました。
このデザイン、やっぱり良いわぁ。
30年前にこのデザイン、すごいですよ。
車内の人も、あれこれ撮影。
ちなみにドアは開けないので、交流も混乱も
ありませんでした(笑)
そして、千葉ニュータウンへと最後のラストランに
臨む7000形。・・・・・本当にありがとう。